インフルエンザ 新型対策 2
新型インフルエンザ 未知の領域
世界保健機関(WHO)は、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の世界的大流行(パンデミック)に備える警戒レベルを この制度を設けて初めて「フェーズ5」を公表した。
誰も知らない パンデミックの絵図
世界的に大流行したインフルエンザは、大きいもので 三回ありました。
・ スペイン風邪
1918年から翌19年にかけ、全世界的に流行全世界で推定4000万の犠牲者が出たと 厚生労働省の資料に掲載されている。
第一波は弱毒と伝えられているが18年の冬、第二派、第三派と毒性が強くなったと伝えられている。
病原体はA型H1N1亜種インフルエンザウイルス
第1波は1918年3月に米国北西部で発症、1957年にアジアかぜが現れるまで流行し続けた。
・ アジア風邪
1957年4月に香港で始まり
AH2N2型。抗生物質時代に入っての重大な流行。 抗生物質が発見され提供され始めたがスペイン風邪の10%くらいの犠牲が出てしまう。
世界保健機関(WHO)1948年4月7日に発足したばかりで 情報を苦労して集めている。
・ 香港風邪
香港風邪は1968年から1969年にかけて流行し、少なくともおおよそ50万人が亡くなったと推測されている。
アジアかぜとの原因となったのもH2N2。
ご覧のように、国際連合が発足したのは、1945年、WHO=世界保健機関発足が1948年になるので 世界的流行(パンデミック)の実体把握は、アジアかぜからとなるようです。
このパンデミックのとき生まれた方は、40歳前後になっていますが、記憶しているのは、当時4から5歳になるでしょうから 45歳以上の方がかろうじて覚えている程度。
アジアかぜを記憶されている可能性のある世代は、57歳前後になります。
抗生物質もない本当に恐ろしい 世界的流行の「スペイン風邪」の世代は、90歳前後になりますからほとんどいない事になってしまいます。
ちなみに編集部の50才すぎの部員に聞いたところ 「香港風邪」をなんとなく記憶している程度で これが世界的流行という認識は無いと言っています。
それどころか「結核」の記憶が 大きいようで 当時の日本人の死亡原因は「ガン」よりも多かったのだそうです。インフルエンザも風邪の一種程度の感覚だと言っているのには驚きました。
インフルエンザは、国民の健康に重大な影響を及ぼす感染症のひとつとして、法律(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)で「五類感染症」に定められているのに。。。
またびっくりしたのですが 50才代のスタッフによると 当時は「法定伝染病」に定められていたそうで いま家畜などに定められている「法定伝染病」と同じ名前なので 二度驚きでした。
世界的大流行(パンデミック)について、Yahoo! Educationで「疫病史」を詳しく見る
抗生物質についてYahoo! Educationで詳しく見る
検疫の手順とは
新型インフルエンザの国内での感染を防ぐため、政府は海外から入国する人全員を対象に、滞在地や健康状態の確認を徹底する対策を打ち出している
渡航帰国者が 提出する問診書の中は 次のような質問
健康状態審問内容
・ 入国する10日前までにメキシコやアメリカなどに滞在していたかどうか
・ 発熱やせきなどの症状があったか
・ 氏名や連絡先とともに質問票に記入する。
感染が疑われた場合
新型インフルエンザの患者の症状は、季節インフルエンザと同様、急な発熱やせき、のどの痛み、頭痛、体の痛みなどだ。だが現段階では国内で感染が広がっていないため、こうした症状の人がすべて疑われるわけではない。疑われるのはメキシコなど発生国から帰国して10日以内に症状がある場合。
この段階ではA型のうち従来の季節性なのか新型なのかは判別できない。
感染の疑いが 出た場合は、簡易検査を行い機内であれば、患者の周り2メートル以内の人も全員一時隔離される。
新型インフルエンザはA、B、C型の3種類あるインフルエンザウイルスのうちのA型。患者は簡易診断キットで口の粘液を採取、A型かどうかを医療機関に検体を送り分析の上判断する。検査のための検体を最終する時間は約15分くらい。
帰宅後であれば、発病までのあいだに接触した人全てが 検閲の対象になるという。
新型インフルエンザA型と診断されたら
採取した検体が陽性なら、都道府県などの地方衛生研究所や国立感染症研究所に送られ、遺伝子解析で検査。遺伝子が新型と一致すれば、感染が確定する。遺伝子の検査は1日で終了するようになっている。
いずれの場合も、検疫所指定の専門病院に収容され10日間ほど滞在し健康状態を観察され 精密検査を受ける。滞在中の休業費用は出ないが、滞在費は食事つきながらかからない。
検査をするには、実際に新型に感染した患者からウイルスを採取する必要がある。国内に患者が出れば、ウイルスを直接調べられるが、件対数は数が多いほうが良く純粋培養した新型ウイルスが必要になるので 国立感染症研究所が米疾病対策センター(CDC)などから取り寄せる手続きを進めている。その間に疑わしい患者が出た場合、WHOを通じ共有されている新型ウイルスの遺伝子情報を基に仮検査を進める。
A型感染判定、その後の措置、治療は
感染症法に基づき隔離措置がとられ特別病棟や病室に移され、抗インフルエンザウイルス薬の投与などの治療をする。家族など患者と接触した人をリストアップし、健康観察を10日間続けて感染の有無を調べる。
CDCでも新型への感染例で治療薬のタミフルやリレンザの効果が確認されており、岡部センター長は「このままウイルスが変異しなければいいが、今後どう変わるかは分からない。他の感染症を含めて普段の体調管理を心がけ、心配なら医療機関に相談してほしい」と呼びかけている。
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出典
羽田 入国者全員を確認できず
4月30日 6時32分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015705001000.html
「質問票」回収漏れ、羽田・中部・関空の1万800人分
2009年4月30日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20090430-OYT8T00698.htm
クローズアップ2009:新型インフル「フェーズ4」に(その1) 未知の領域に突入
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/
20090429ddm003040013000c.html?link_id=RAH05









