米ニューヨーク・タイムズ紙、創業以来始めて
編集部門人員削減目指す
アメリカの名門紙 ニューヨーク・タイムズは19日、1250人の編集
部門の8%に当たる100人を削減する方針を明らかにした。
実現すれば、同社編集部門としては、過去最大規模の削減になる。
広告市場の冷え込みやインターネットの台頭で収入減に歯止めが掛か
らず、抜本的な費用削減に迫られている。
150年以上の歴史を持つアメリカの主要紙、ニューヨーク・タイムズは、
年末までに編集部門で全体の8%に相当する100人を削減する計画だ。
広告収入の落ち込みに対応して経費を減らすのが狙い。
ニューヨーク・タイムズの第3四半期の最終利益は去年の同時期の半分
にも満たない7380万ドルで、広告収入は同じ時期の28%減少。
同紙は22日に早期退職の募集を開始する。目標に届かない場合には、
レイオフ(一時解雇)や解雇の可能性もあると説明。編集部門および事業
運営の予算の追加削減を行うことも明らかにした。 4月には労働組合の
ニュースペーパー・ギルド・オブ・ニューヨークとの間で、従業員給与を年末
まで5%カットして約80人の雇用を守り、450万ドルを節減することに合意
していた。
メディアの苦悩と苦境
同紙の事業部門で100人の人員削減が実行されれば、創設以来の
初めての人員削減となり 実施内容も大規模なものになる。
業績が改善せずとも記者は解雇しないとしていた方針転換となる。
アメリカの新聞業界は、インターネットなどのデジタルメディアが幅広く支持
され、金融危機の影響をうけ広告収入が激減した企業が多く、昨年に中西
部の名門、シカゴ・トリビューン紙が破産法適用を申請、最近では、コロラド
州のロッキー・マウンテン・ニュース紙が150年の歴史を閉じるなど
アメリカの新聞業界の経営の苦境が見えている。
事情は、国内も同様で インターネット閲覧時間がメディア利用の
時間を今年8月に 上回ったばかりだ。
19日のニューヨーク証券取引所では同社株は前日比43セント(5.1%)
高の8.91ドルと、2008年11月7日以来の高値で終了した。
出典
NYタイムズ 100人削減へ
10月21日 8時41分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10013251531000.html
編集部門100人削減=過去最大規模、広告不況で
-NYタイムズ
2009/10/20-09:02
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2009102000125
米ニューヨーク・タイムズ紙、編集部門で100人の
削減目指す-年内に
10月19日(ブルームバーグ)
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aoIFCLIMy9Gk










