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火曜日 2月 7th 2012

新型ウイルス 肺で増殖しやすい

新型インフル、重症化を懸念、早期治療が大切

 新型インフルエンザのウイルスは、通年のインフルエンザより、肺の中で
増殖する力が強いことをアメリカなどの研究グループが動物を使った実験で
確認した。
 専門家は、肺炎など重い症状になる人の割合が、毎年のインフルエンザ
より高くなるおそれがあるとしています。

 河岡義裕東大医科学研究所教授が3日、都内で新型インフルエンザに
ついて講演し、重症化への懸念を示した。
 この研究を行ったのは、アメリカのCDC:疾病対策センターとオランダの
2つの研究グループ。このうち、CDCの研究グループは、新型インフルエ
ンザのウイルスをフェレットとマウスに感染させ、ウイルスが体内のどこで
増殖しやすいのか調べた。
 その結果、毎年冬に流行するインフルエンザではウイルスが主に鼻やのど
で増殖するのに対し、新型のウイルスは、のどの奥の気管支や肺でも増殖
することが確認されたということです。肺の組織を調べたところ新型ウイルス
の量は、毎年流行するウイルスの数万倍に達していた。オランダのグループ
も同様の結果を確認していて、新型インフルエンザに詳しい東京大学医科学
研究所の河岡義裕教授は「肺で増えやすいと、肺炎など重い症状になるお
それがある。毎年、流行するウイルスと比べて毒性が強いことを示すもので、
患者を早期に発見して治療する態勢を整えることが重要だ」としています。
 国内で重症者や死者が出ていないことについて「決定的に違うのは抗ウイ
ルス薬による治療体制が確立されていること」と同教授。早期治療が重症化を
防ぐ大きな要因であるとし、冬に大流行した場合の医療体制に懸念を示した。

新型インフルエンザウイルス ヒト型に変異、毒性高まる懸念

 中国・上海で分離された新型の豚インフルエンザウイルスの中に、ウイルス
の増殖に関係する遺伝子がヒト型に変異しているものが見つかり 上海公衆
衛生臨床研究所が、分析結果をネット上で発表した。この変異があると、人間
の体内で増殖しやすくなるとみられる。変異したウイルスが広がり、感染力や
病原性をより高めていく恐れがある。
河岡義裕・東大医科学研究所教授によると、新型インフルのPB2では、遺伝
子627番目のアミノ酸がグルタミン酸だが、上海のウイルスはヒト型のウイルス
と同じリジンに変異。

グルタミン酸のウイルスは37度前後でしか効率よく増えないが、リジンは33
~37度で効率よく増える。人の鼻の中やのどなど「上気道」は約33度、気管
支や肺など「下気道」は約37度という。

出典

ウイルス 肺で増殖しやすい
7月3日 4時52分

http://www3.nhk.or.jp/news/

k10014025521000.html

新型インフル、ヒト型に変異発見 増殖しやすく? 上海
2009年6月20日5時33分

http://www.asahi.com/national/update/

0620/TKY200906190468.html

新型インフル、重症化を懸念=早期治療がカギ-東大医科研教授
2009/07/03-20:09

http://www.jiji.com/jc/

c?g=soc_30&k=2009070300903