WHO、新型インフルエンザ警戒水準フェーズ5を発表
新型インフルエンザの感染が世界的な大流行のおそれが差し迫っているとして、WHO=世界保健機関は、警戒レベルをさらに1段高い「フェーズ5」に引き上げた。
新型インフルエンザの世界的広がりを受け、WHO=世界保健機関は、新型インフルエンザに対する警戒レベルをフェーズ4から「人から人への大きな集団感染が確認される」フェーズ5に引き上げ、感染防止策のすみやかな強化を呼びかけた。
これは、WHOの事務局長が日本時間30日午前5時すぎから記者会見を行い、発表した。チャン事務局長は「感染の規模が急速に世界各国で広がっており、世界は歴史上初めて最大限の備えを必要としている」として、新型インフルエンザの警戒水準を現在の「フェーズ4」から「フェーズ5」に引き上げると発表。
警戒水準
「フェーズ5」は、6段階の警戒レベルのうち、上から2番目に当たり、ウイルスがより大きな集団の中でもヒトからヒトへ感染する力を持つことを示し「ヒトからヒトへの感染が少なくとも2つの国で確認され、収束の兆候がなく 世界的な大流行(パンデミック)が差し迫っている段階」に設定されている。警戒レベルを引き上げるにあたり、事務局長は、世界中の専門家と、収集した情報を分析し、「メキシコとアメリカという同じ地域にある2つの国で、ヒトからヒトへの感染が持続的に起きていることが確認された」と説明。警戒レベルの引き上げは各国政府や製薬会社、それにビジネス界に行動を起こすよう促す意味があると述べ、現在、世界じゅうの製薬会社にワクチンの製造を急ぐよう要請したことを明らかにしました。事務局長は、警戒レベルは「フェーズ5」としたものの、人の移動の制限や国境の閉鎖は求めていないと強調。
豚肉は加熱調理
不安視される豚肉は、適切に調理すれば食べることに何ら問題はないという見解をあらためて示しました。そのうえで、チャン事務局長は「インフルエンザは、途上国では重い症状が現れやすく死亡率も高いとわかっている。すべての人類が危険にさらされており、国際社会は対策に知恵を出し合うべきだ」とし、情報の共有や対策作りで各国の緊密な連携が一段と重要になっているという認識を示した。
現段階は「弱毒性」
WHOでは、今回の新型ウイルスが感染する速さに注目。毒性は弱毒型のままですが、アメリカの感染者に重度の肺炎や下痢・おう吐など重い症状が出始めたということで、予定を1日早め引き上げに踏み切った。
新型インフルエンザの感染は30日現在、メキシコ、アメリカをはじめ、カナダ、スペイン、イギリス、イスラエル、ニュージーランド、コスタリカ、ドイツ、オーストリアの10カ国で確認されている。
出典
WHO フェーズ5に引き上げ
4月30日 5時14分
http://www3.nhk.or.jp/news/t10015704821000.html
WHO、フェーズ5に引き上げを発表
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4120818.html
新型インフルエンザ WHO、警戒水準を1段階引き上げ「フェーズ5」に
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/
CONN00154157.html










