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火曜日 2月 7th 2012

生命 隕石の衝突が起源 実験で確認

生命の源・アミノ酸、隕石原始の海衝突で簡単に合成 実験で立証

 隕石(いんせき)が海に衝突した瞬間を実験で再現し、アミノ酸など生命のもとになる生物有機分子を作り出すことに物質・材料研究機構(茨城県つくば市)の中沢弘基(ひろもと)名誉フェローと東北大の研究チームが成功した。

提供:東北大学 太古の地球原始の海には隕石が雨のように落下し衝突していた

 生まれたばかりの原始地球の海に隕石(いんせき)が衝突して、アミノ酸や酢酸など簡単な有機物ができることを、東北大チームが模擬実験で確認。
 地球上の生命の起源を解明するうえで新たな材料を示すとして8日、英科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」電子版に掲載された。
 最新の学説によると、アミノ酸などの起源については、米国の化学者ミラーが1952年に、アンモニアやメタン、水蒸気を詰めたフラスコ内で放電、アミノ酸などを合成した有名な実験がある。
 しかし、40億~38億年前の地球の海には隕石が雨あられのように降り注いでいた。原始の大気は、当時考えられていたようなアンモニアやメタンが主成分ではなく、二酸化炭素と窒素、水蒸気だったとする説が有力。この組成では、ミラー実験のような化学反応は起きないことから、生命物質の由来は再び謎となっていた。実験は隕石に含まれる炭素、鉄、ニッケル、初期地球の大気にもあった窒素、水をカプセルに詰め秒速1キロの高速で衝突させ隕石衝突時に匹敵する2700度以上、6万気圧の高温高圧にした。その結果、11種類の有機物が確認され アミノ酸の一種のグリシン、脂肪酸(カルボン酸)、アミンの3種類の生物有機分子が生成。生物の体を構成する基本分子が生成された。
 有機分子の起源については諸説ある。物質・材料研究機構の中沢弘基氏は40億~38億年前、初期の地球の海に隕石が衝突し、衝撃で衝突してできた蒸気雲の中で、有機分子が生成した「有機分子ビッグバン説」を提唱しており「仮説が実証」され、この説を裏付ける成果となりそうだ。

‘生命の起源’有機分子は隕石の海洋爆撃によって生成した!

-固体炭素・鉄・水・窒素ガスからの生物有機分子の生成を衝撃実験で証明-
平成20年12月8日
独立行政法人物質・材料研究機構
東北大学大学院理学研究科

http://www.nims.go.jp/jpn/news/press/press258.html

PDF

http://www.nims.go.jp/jpn/news/press/pdf/press258.pdf

 

出典

海へ隕石衝突→生命の起源に? 東北大チーム実験
2008年12月8日6時1分

http://www.asahi.com/science/update/1208/TKY200812070161.html

生命:隕石の衝突が起源 物材研と東北大、実験に成功

http://mainichi.jp/select/science/news/20081208k0000e040001000c.html

生命の源・アミノ酸、隕石衝突で簡単に合成…実験で確認
2008年12月8日03時05分  読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20081208-OYT1T00001.htm