クロマグロ、漁獲枠35%削減=日本の割り当ては3割減
クロマグロを保護するため、東大西洋と地中海での漁獲枠が3年後に35%削減されることが国際委員会で決まり、漁獲枠は必要に応じて見直されるため、今後減少に歯止めがかからなければ、一段と厳しい規制が導入される可能性
日本やEU=ヨーロッパ連合など47の国と地域で組織する大西洋まぐろ類保存国際委員会(ICCAT)は、モロッコで開いた会合で、漁業資源として枯渇が懸念される高級魚クロマグロの漁獲枠を、3年後の2011年に今より35%削減することを決議した。クロマグロの東大西洋と地中海での漁獲枠を2008年から段階的に35%削減し、2011年に1万8500トンとすることで合意。2009年の漁獲枠は2万2000トン(当初計画2万7500トン)、10年は1万9950トン(同2万5500トン)。10年までの各国別割当枠も明示し、同年の日本は2008年比3割減の1697トンと資源保護を進めるためそれぞれ削減した。会合に先立って国際委員会の中の科学委員会がまとめた報告書では、クロマグロの保護には漁獲枠をほぼ半減させることが必要だとし、報告書に同調する参加国も少なくないが こうした意見を受けて、今回の決議には、再来年以降の漁獲枠について必要に応じて見直すことが盛り込まれ、今後もクロマグロの減少すれば、一段と厳しい規制が導入される可能性がある。 クロマグロは「ホンマグロ」とも呼ばれる最高級マグロで消費量はマグロ類全体の5%程度。とくに すしや刺身用として世界中で人気があり、刺身を嫌っていた欧米や中国内陸部でも好まれるよう変化した。東大西洋と地中海のクロマグロ漁獲枠削減を決めた背景には、同海域で盛んな蓄養(稚魚を捕獲し育てる漁法)による資源の減少がある。蓄養は大半が日本向けで、水産庁は「在庫水準などから見て影響は小さい」としているが、スーパーや回転ずしに出回る比較的安いクロマグロが値上がりする可能性漁業規制だけでなく、ワシントン条約による取り引き禁止を求める動きも出ておりICCAT科学委員会は資源保護のため1万5000トン以下への大幅削減を勧告、日本や米国はその適用を求めていたが、蓄養漁業国の欧州連合(EU)や地中海沿岸諸国が最後まで強く反対、抜本的な対策が問われている。
一方、世界自然保護基金などの自然保護団体は、ICCAT科学委員会が勧告の漁獲枠半減が見送られたことを批判している。
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http://weblog.citylife.co.jp/archives/312
出典
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11月26日 7時8分
http://www3.nhk.or.jp/news/k10015600211000.html
マグロ規制:来春以降値上げも 環境団体、「削減幅不十分」と批判
毎日新聞 2008年11月26日
http://mainichi.jp/life/money/news/20081126ddm008020045000c.html
クロマグロ、漁獲枠35%削減=日本の割り当ては3割減-大西洋保存委
2008/11/25-12:21
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008112500403
更新 ; 2009年9月10日









